お知らせ
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食物アレルギーの話
最近、ナッツによる子どもの食物アレルギーが増えています。木の実は、砕かれた状態でケーキやアイスなどの菓子や惣菜に使われることが多いので混入しているという認識がないまま摂取し意識障害等の重篤な症状が起こってしまうケースが増えています。
食物アレルギー表示を義務付けている食品には、エビ、カニ、くるみ、小麦、そば、卵(鶏卵)、乳(牛乳)、落花生の8品目があります。
食物アレルギー表示が推奨されている品目には、カシューナッツ、アワビ、イカ、いくら、オレンジ、アーモンド、牛肉、ごま、キウイフルーツ、サケ、サバ、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、桃、やまいも、マカデミアナッツ、りんご、ゼラチンがあります。
食物アレルギーの疑いのあるかた、摂取していがいがする、腫れる等の反応が出た方は原因物質の特定、エピペンなどを所持するなど、対策が必要と思われます。言葉がうまく言えない小児においては、食べない、はきだすなどの態度で示すことがあります。好き嫌いか食物アレルギーがあるのか判断がつきにくいので無理に食べさせることはしないで検査をすることをおすすめします。
予防接種をお願いします。
2ヶ月になられましたら、予防接種がはじまります。お子様の予防接種のスケジュールが大体決まっています。公費で接種できる間に接種をおねがいします。
日本脳炎、MRワクチンなどまだのかたは、お早めに接種してください。当日でもワクチンがあれば接種可能なので、お子様が調子の良いときにご連絡ください。
大人の予防接種も行っています。肺炎球菌、帯状疱疹など。また子供の頃に予防接種のうち忘れがあるかたも自費になりますが、接種できます。はしかが一部ではやっていましたが、おとなになってからかかると、入院することもあります。予防接種で防げる病気は、接種しておくことをおすすめします。
アレルギーの話 スギ花粉症
スギ花粉症は、敏感な方なら12月から症状が出てきます。
花粉症の治療は、内服薬、点鼻薬、点眼薬の組み合わせで、症状に合わせて処方します。
内服薬は、抗ヒスタミン薬を処方することが多いです。眠気や集中力低下の副作用があるため、その副作用が少ない第2世代抗ヒスタミン薬を処方することが多くなっています。ただ、効果がでるまで少し時間がかかることがあります。毎日飲み続けることで症状をしっかり抑えられるようになります。花粉が飛散する前から飲み始めることで症状を抑え込めます。薬の効き方には個人差がありますので、合わない場合は、医師にご相談ください。
点鼻薬は、とても効果が高く体にほぼ吸収されないので副作用の心配がありません。効果が出るまでに1~2日かかりますが、毎日使い続けることでだんだん効果が出てきます。はじめたばかりで、途中でやめないでください。使用方法のポイントとしては、まず点鼻薬を使う前に鼻をかむ。次に、下を向きノズルを鼻の穴に差し込んで左右の鼻に薬をスプレーする。その後、顔を少し上に向け、鼻からゆっくり息をすい、暫くの間鼻をかむのをがまんしてください。
点眼薬は、子供の場合には怖がってさせないときもあるので、大丈夫、怖くないよと安心させ、目を閉じたままでも下瞼を軽くさげていれてください。それも嫌がる場合は、子どもを仰向けにして目頭をおさえくぼんでるところに目薬を垂らしてください。
スギは舌下免疫療法ができます。5歳以上の方が対象です。治療は3~5年かかります。毎日舌下に錠剤を1錠いれます。口の中ですぐ溶けるようにできています。使用開始当初は、わずかですが口内炎や口の中の痒みが生じることがありますが、続けるうちにこの症状はなくなります。はじめるのは、5月のゴールデンウイークあけから11月までです。この治療は、毎日、舌下免疫療法を行っても不快な症状をなんとかしたいというかたにおすすめです。
この他に、花粉症としては、春のひのき、白樺、ハンノキ、晩春から夏のカモガヤ、オオアワガエリ、ハルガヤ、秋のよもぎ、ブタクサ、カナムグラなどがあります。血液検査で原因の物質を調べることができます。
アレルギーの話
乳児からはじまるアトピー性皮膚炎を早期に治すことにより、その後に始まる各種のアレルギーマーチとよばれる症状を抑えることができます。そのため、乳児のスキンケアーはとても大切です。最近、中等症以上のアトピー性皮膚炎患者には、デュピクセントという注射療法が6ヶ月からできるようになりました。
アレルギー性鼻炎には,植物による花粉症と通年をとうして存在するものとあります。花粉症の原因植物は、春は、スギ、ヒノキ、シラカンバ、ハンノキなど。晩春から夏は、カモガヤ、オオアワガエリ、ハルガヤなど。秋は、ヨモギ、ブタクサ、カナムグラなど。通年性のものは、ダニの死骸や糞、カビ、ペットのふけなどがあります。現在、ほとんどが、対症療法で目薬、鼻炎の薬、点鼻薬などです。ダニとスギのみ舌下免疫療法ができます。
また、花粉症は果物のアレルギーと関連してきます。果物を食べた直後に、唇や舌、口の中が腫れたり、かゆみやイガイガする感じがあらわれます。通常は口周囲だけで全身症状をともないません。これを花粉ー食物アレルギー症候群といいます。花粉のタンパク質と似た構造のタンパク質を含むものを摂取したときにアレルギー症状がおきます。ただこのタンパク質は、熱や消化で分解されやすく、加熱すれば食べられることもあります。
ブタクサ→メロン、スイカ、バナナなど
シラカンバ、ハンノキ→りんご、桃、さくらんぼ、キウイ、マンゴなど
果物アレルギーのすべてが口腔アレルギー症候群を発症するわけではありませんがアナフィラキシー症を起こす場合もありますので注意してください。
花粉症の方は、血液検査を行い食物を断定することをおすすめします。子供だけでなく大人の方も検査します。まずは、知ることからはじめましょう。
発熱の患者様へ
発熱のある方は当院患者でない方でも受診できます。
大人の方も受診可能です。
コロナが5類になりましたが、最近発熱患者が増えてきています。発熱の方は別の部屋にお通しします。お待ちいただくスペースに限りがあるため、電話連絡をお願いいたします。
発熱してからすぐには検査はできません。コロナ、インフルエンザは発熱後12 時間以上経過していたほうが結果がでやすいです。また、発疹が出ている場合にはすぐ判断付く場合もあります。患者さんお一人お一人状況が違うと思いますので、お電話で問い合わせていただくとありがたいです。
必要であれば各種検査を行います。検査の都合上、平日は、午前は11:30、午後は17:30まで、土曜は、11:30までに来院していただきたいです。
よろしくお願いします。
初診の方へ
- 一般診療は、予約制ではありません。
- 保険証、乳幼児医療証、マイナンバーカード(お子さんの暗証番号を覚えてきてください。顔認証は、子供の場合は動くので難しいです。)
- 予防接種・乳幼児健診は、予約制です。14:15~15:30に枠を用意しています。
ご両親のご都合で、一般診療の時間にも受け付けています。午前中はすいています。
電話連絡お願いします。当日予約でも、ワクチンがあれば接種可能です。
予防接種・乳児健診の予約が入らないときは、一般診療を行います。
※月に一回程度、医師が川崎市の3歳時健診に武蔵小杉まで行く日があるので、その日は15:15より診療開始となります。ご理解の程、よろしくお願いします。
当院の特徴
- 武蔵新城駅から
徒歩2,3分の好立地武蔵新城駅おりて、左の南武沿線道路を西友側に渡ります。三菱銀行の隣のマンションの一番奥の一階です。モスバーガー,ツルハドラッグ、田中歯科、ドコモの隣です。 - 舌下免疫療法の治療に
力を入れておりますスギ舌下免疫療法(5月から11月まで)
ダニ舌下免疫療法(通年) - 喘息治療小児の場合、3回以上の喘鳴を繰り返すときに、喘息の可能性が高くなります。早期に治療を始めることにより、重症化して入院することを防げるように努力していきます。
- 食物アレルギーの治療も
力を入れております食物負荷試験をおこなっています。 - 便秘の治療も
力を入れておりますお子さまの10人に1人は便秘です。放置すると痔等の疾患になりますので早めに治療しましょう。 - アトピー性皮膚炎痒みのある湿疹が良くなったり悪くなったりを繰り返す病気です。乳幼児の早期から治療することにより重症化を防いでいきます。中等症以上の症状のお子様には6ヶ月からデュピクセントという注射による治療ができるようになりました。
- オンライン資格確認をおこなっています。マイナンバーカードが使用できます。
お子様の場合は、顔認証が難しいこともあると思いますので、保護者の方はお子様の暗証番号で
入力してください。
- 一般名処方をおこなっています。ジェネリック薬品をお選びいただけます。
診療時間
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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8:30~12:00 | ○ | ○ | ○ | / | ○ | ○ | / |
14:15〜15:30 | ☆ | ☆ | ☆ | / | ☆ | / | / |
15:30〜18:00 | ○ | ○ | ○ | / | ○ | / | / |
○一般診療
☆健診,予防接種(予約制)
※健診・ワクチンの時間 院長が3才児健診、保育園健診に行っているときには時間が変わります。ご了承ください。
予約の患者様がいない場合は一般外来を行っています。電話にてご連絡ください。
休診日 木曜日 日曜日 祝日